古物商の審査期間はなぜ長いのか?
中古品の売買を業とするときには、古物商の許可が必要です。
「業とするとき」なので、自分がいらなくなった洋服をネットオークションで売る場合は、もちろん許可はいりません。
「古物商」というと、美術品、骨董品などのイメージが強いですが、洋服や本でも、中古品を扱うのは「古物商」に当たります。
ですので、リサイクルショップ、古本屋、金券ショップなども、きちんと許可を取って営業しています。
古物商許可申請を行ってから許可が下りるまで、40日ほどかかります。長いですね。
金券ショップ、質屋などは、盗品が集まる可能性のある場所でもあります。
昔ながらの質屋や大手質屋のやっている金券ショップなどは、警察との連携も取れているのでいいのですが、新規の店舗などで犯罪が行われると、なかなか把握しづらいところがあります。
そんなこともあり、警察としては、古物商の許可は出したくないのが本音なんだそうです。
しかし、許可を出さないというわけにはいきませんから、慎重に審査をすることにより、許可までの期間が長くなってしまうということです。
申請の際には手数料として19,000円かかりますが、許可が下りなかった場合でも、残念ながらこのお金は返ってきません。
自分で申請するのが不安な方は、行政書士におまかせいただけるとスムーズに手続きができますよ。
毎月、日本行政書士会から送られてくる冊子「月刊日本行政」に、ユキマサくんシールが同封されていました。
かわいい~♡
ユキマサくんは、日本行政書士会のゆるキャラで、猫界の行政書士を目指している5才のオス猫(という設定)です。
行政書士の、行(ユキ)政(マサ)で、ユキマサくん。
ゆるキャラグランプリでは、総合30位でした。
ちょっと、かわいくて使えないけど、うれしい。